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いつもランラン

あぁ、バリアフリー No.258

 あっと思った瞬間、ひっくり返っていた。先日出かけた取材先での出来事だ。バス停のほんのわずかな段差に足を取られた結果、右足を捻挫。10日ほど歩行困難者になった。
 都市のバリアフリー化はどんどん進み、公共施設や交通機関ではエレベーターやエスカレーターが完備され、快適になったはずだったが、どうも違っていた。
 通勤途上、各駅でエレベーターやエスカレーターを利用しようとすれば結構な遠回りを強いられる。そのうえ上りのエスカレータはあっても下りは設置されていないというのも多々あった。
 実は、上りより下りの方が足への負担は格段に大きい。捻挫中の身にとって階段を降りるのは苦行そのもの。わずか10日あまりだったが不完全なバリアフリーを実感することに。
 設置者はバリアフリーを必要としている人の声を聞いているのだろうか?設置さえすれば、それでOKと考えているのだろうか。日常的に中途半端な不自由さを味わっている人たちに思いをはせているとは、どうも思われない。
 けがをして初めてわかったバリアフリーの重要性。設置者にも事情があるだろうが、改善への努力を呼びかけたい。(ぴ)


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