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いつもランラン

AIスピーカー No.251

 インターネットでは、検索した情報がバナー広告になって別のサイトでも現れるということがよくある。これは「行動ターゲティング広告」と呼ばれるもので、サイトの訪問履歴を参照するクッキーという仕組みを使っているという。
 詳しいことは知らないが、検索したものが広告の形となって追いかけてくるというのはあまり気持ちの良いものではない。自分の行動が誰かに監視されているような気がするからだろう。
 最近、AIを活用したスマートスピーカーが話題になっている。音声操作だけで家電を動かしたり、話しかけた内容に応じて音楽をかけたり、ニュースを読み上げたりするという。学習機能があるので、使えば使うほど好みや傾向などを理解するという優れものだ。
 だが、見方を変えるとこれはクラウド上にあるAIに個人情報をまるごと蓄積する行為ではないか。もし誰かがAIに入り込み、蓄積された情報を悪用したらと考えると背筋が寒くなる。
 バナー広告程度のものならまだ許せるが、情報を活用したネット詐欺なんてことも起きかねない。それに一度ネット上に流出した個人情報の回収はまず不可能だ。便利と危険は紙一重、それを肝に銘じたい。(ぴ)


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