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いつもランラン

若者と支持率 No.246

 森友問題に加計学園、共謀罪の採決強行とやりたい放題の安倍政権。ここに来てようやくその支持率が50%を割った。やっとというべきか、まだ高いと言うべきか。
 この不思議な高支持率を支えてきたのは10代、20代の若者だという。彼らに言わせると「長期政権となって安定した」「アベノミクスで求人倍率が上がった」。その目先にとらわれた安易な判断に唖然となる。
  一昔前、若者は権力に対して常に批判的だった。一部の富裕層や権力者を利する動きを警戒し、国民をないがしろにする政治に反発してきた。それは健全な反権力思考であり、社会全体に一定の影響を与えていた。
   翻って現在。テレビに新聞、インターネットにSNSと日々膨大な情報に囲まれているにもかかわらず、人々は自身の興味に引っかかったものしか見ようとしない。その傾向は若者ほど大きく、自身が関係する、ごく狭い範囲の出来事にしか興味を示さない。これでは社会の動向を把握することも、権力に対しての正しい判断もできるはずがない。
    子どもの貧困に教育格差、のしかかる多額の奨学金返済と問題が山積している。若者こそ政治を直視しなければ。彼ら自身の未来のために。(ぴ)


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