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いつもランラン

日常の中の危険 No.263

 入浴中に急死したという話はよく聞くが、その死者数が交通事故死の約5倍もあるというので驚いた。学会の報告によると年間の推計死者数は約1万9千人という。
 原因として主に言われているのが風呂場と脱衣所との温度差で起こるヒートショックだ。そんなことから真冬が危険と思いがちだが、春先の3〜4月や晩秋の11月でも相当な死者数が出ているらしい。そういえば友人の母親が浴室で急死したのも11月だった。
 病院に搬送され助かった人の話では、意識がもうろうとし、助けを呼ぶまもなく湯船に沈んだというから始末が悪い。心筋梗塞や脳梗塞といった病気で意識がなくなることもあるだろうが、まずは脱衣所と浴室を暖めてヒートショック防止が肝心だろう。
 日常に潜む危険は意外と多い。階段からの転落、天ぷら油などでのヤケド、小さい子どもの誤飲(たばこ、パック洗剤など)。リスク対策は大事だが、それでも事故は起きてしまうもの。さまざまな事故への対処法や救急処置を知っておかねば。そして一番の基本は冷静な判断力だ。
 危険を察知し回避できるか。何事があってもうろたえず対処できるか。まずは自分自身を点検したい。(ぴ)


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