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いつもランラン

マイクロプラスチック No.286

 近年、にわかにクローズアップされてきた問題にマイクロプラスチックによる海洋汚染がある。 海に投棄されたプラスチックごみは、小さくなることはあっても、けして消えることはなく海上を漂い続ける。その影響は大きく、海の生きものが死んでしまったり、生態系をゆがめてしまったりする。当然それは人間社会にも大きな影響を及ぼす。そう、決して人ごとではないのだ。
 だが私たちの危機感はあまりにも薄いのではないか。確かにレジ袋が有料化され、問題を考えるきっかけになった。しかし身の回りには、使い捨てられることが前提のプラスチック容器があふれかえっている。
 その昔、買い物は、市場などでの対面販売が普通だった。野菜にしろ魚にしろ、しょう油などの調味料も量り売りが主流で、その商品は新聞紙に包まれたり、持って行った容器に入れてもらったりしていた。そこにはプラスチックなど影も形もなかった。
 その頃には戻れないが、マイボトルを持つ、容器をリユースするなど、ほんの少し行動パターンを変えることは可能だ。解決の道は確かに遠い。だが一歩ずつだ。そして同時に、便利さと引き換えに失ったものは何か、問いかけたい。(ぴ)


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