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いつもランラン

どうした郵便局 No.339

 日本郵便の不祥事が続いている。近畿支社内の8割の郵便局が郵便配送車の乗務員に対して、貨物法で義務づけられている乗務前点呼を行っていなかった。それが報道されたのは3月11日。6日後には、横浜の郵便局で業務前点呼を受けていない配達員が「酩酊状態」で配送車を運転していたとわかった。
 郵便事業は劣化しているのだろうか。ユニバーサル・サービスの維持だとか、膨大な量の郵便物を間違えることなく各個人の元に届けることができることだとか、誇れるシステムだと思っていたが、今や心もとない。
 原因の一つにあげられるのが人手不足なんだろう。郵便の赤字が常態化し、他業種より賃金が低い郵便局にはバイトさえ集まらない。それ故、ゆとりがなくなり、さまざまな部分での手抜きが常態化しているのではないかと推察する。
 もともと儲(もう)けることができぬ業態だったのに民営化した。それが間違いだったと今更ながら思う。だからといって国有に戻せば問題が解決するとも思えないが。
 まずは乗務前点呼の完全実施を。「酩酊状態」で人身事故などもってのほかだ。安全あってこそのユニバーサル・サービス、郵便配達。それを肝に銘じてほしい。(ぴ)


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