大阪くらしの今昔館では、企画展「布のすがた―いまむかし」を2月2日まで開いている。 昔の人々が暮らしの中で使用してきた布と、現在、私たちが手にしている布にはどのような関係があるのだろうか。色、形、材質、用途など各分野で共通するところもあれば、差異もある。そして古い時代のものでも今に通じるヒントやアイデアを見いだすことができる。 企画展では布、特に「染色」にスポットを当てている。現代の染織家たちの作品と大阪くらしの今昔の収蔵品を共演させるように展示することで、新しい布のすがたが発見できる。また染色文化の奥深さや動向を広く発信している。
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