大阪歴博の特集展示 稲作にまつわる民俗
 
        

 大阪歴史博物館では、特集展示として「稲作民俗事始め―米をつくる技術、米がつくる文化―」を12月25日から開く。
 稲作は日本人にとって基本的な生業だった。それを示すのが、鏡餅やお花見、稲荷神社など稲作から派生した風習や信仰であり、農具の改良や新たな農法の導入といった米作りの歴史だ。
 この特集展示では、近年の民族学研究を振り返りながら、農具を中心とした技術伝承や農耕儀礼、穀霊信仰などの資料を紹介。人々がどのように稲作に向き合ってきたのかを見ることになる。

    
日時 12月25日(水)〜2月17日(月)
会場 大阪歴史博物館(大阪メトロ谷町線・中央線「谷町四丁目」駅下車、2・9番出口)
開館時間 9時半〜17時(入館は閉館の30分前まで)
休館日 火曜日、12月28日〜1月4日、ただし2月11日は開館、翌日休館
観覧料 一般600円、高・大学生400円、中学生以下・大阪市内在住の65歳以上・障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1人含む)は無料(要証明証)
問い合わせ大阪歴史博物館
TEL06(6946)5728