ピースおおさかでは、平和祈念展示資料館との平和祈念交流展「終わらなかった戦争 モノとマンガで知るシベリア抑留」を12月27日まで開いている。 1945年、太平洋戦争が終結した。だが、約60万人もの人がシベリヤや旧ソ連などの極寒の地で強制労働に従事させられていた。そしてこの戦後強制抑留者(シベリア抑留者)たちのうち、およそ5万5千人が命を落としている。 この展覧会では、抑留者たちがラーゲリ(収容所)で使用していたものを、シベリア抑留を体験した漫画家・斎藤邦雄さんが描いたマンガ作品を交えて紹介。また大阪出身の抑留者がソ連と日本との間で交わした郵便ハガキや、日本国内であった帰還促進運動に関する資料も展示する。
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