大阪歴史博物館では特別企画展として、「発掘!大名たちの蔵屋敷―『天下の台所』に集う米・物・人―」を3月3日まで開いている。 江戸時代、天下の台所として栄えた大坂。多くの藩は蔵屋敷を構え、年貢米や特産品を売りさばいていた。 近年、中之島周辺で数多くの蔵屋敷が調査され、船入・蔵・御殿を備えた蔵屋敷から蔵のみを設けたものまで、さまざまな形のものがあるとわかってきた。また出土した木簡や陶磁器などから邸内での仕事や暮らしぶりなどもわかるようになった。 企画展では最新の発掘調査成果を中心に展示。大阪を代表する歴史遺産、大坂蔵屋敷の役割や重要性を紹介する。
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