大阪歴史博物館では、特集展示「新発見!なにわの考古学2024」を10月28日まで開いている。 大阪市内には数多くの遺跡が埋もれており、毎年各地で発掘調査が行われている。この展覧会は、2023年度を中心に発掘踏査の主な成果を出土遺物や写真パネルで紹介するものだ。 展示されるのは、中央区の大坂城跡から出土した大坂夏の陣に関わる鉄砲玉や鉛のインゴット、そして北区中之島で見つかった近世大坂の経済を支えた蔵屋敷の出土資料などだ。 この特集展示から、大阪が長い歴史を基盤として成り立っていることが感じられるだろう。
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