大阪くらしの今昔館では企画展として「レトロ・ロマン・モダン 乙女のくらし」を10月14日まで開いている。 明治維新以降、日本人のくらしは大きく変化した。女性たちも家庭内から外へと活動的になった。そして彼女たちの服装は和服から洋服へ、髪型も日本髪から束髪、断髪へと変容し、「モダンガール」と呼ばれる新しい女性像が出現した。 企画展では近代の商業デザインの研究家、佐野宏明さんのコレクションを中心に、「レトロ・ロマン・モダン」と呼ばれる大正時代前後の化粧品や薬など生活雑貨のパッケージや、雑誌や商品広告などを展示する。当時の女性のくらしや美意識を探る企画展だ。
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