明石市立文化博物館では企画展として「明石の木造船」を6月2日から26日まで開く。 海に面した土地である明石では、昔から木造船を使った漁や運搬が盛んに行われていた。明治期になると中部幾次郎の手によって改良された活魚運搬船が登場。これが「明石型生船」と呼ばれ、西日本一帯に普及した。 企画展では生船の関連資料をはじめ、古墳時代の丸木舟から昭和40年代の漁船までの部材や模型、写真を展示。明石の木造船の歴史をたどる。