自然史博物館の特別展
「日本の鳥の巣と卵」
 

 大阪市立自然史博物館では特別展「日本の鳥の巣と卵427〜小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて〜」を6月19日まで開いている。
 卵から生まれる鳥。その鳥たちは親鳥がつくった巣で卵から孵化(ふか)し、巣立ちまで過ごす。日本で繁殖が確認されている鳥の種類は250種を超える。つまりそれと同じだけの巣の種類があるということだ。
 この特別展は、小海途銀次郎さんが60年をかけて集めた日本最大の鳥の巣コレクションを展示するもの。クマタカの巨大な巣をはじめ、近年繁殖が確認されるようになったカラアカハラやジョウビタキの巣からヒヨドリなど身近にいる鳥の巣まで紹介する。それぞれの鳥の卵も展示しており、鳥の巣と卵の多様性も見ることができる。
 日本で繁殖する鳥とその変遷を鳥の巣のコレクションで見る展覧会だ。

  
会期 6月19日(日)まで
会場 大阪市立自然史博物館(大阪メトロ御堂筋線「長居」駅下車3号出口より東へ約800b、長居公園内)
開館時間 9時半〜17時(入館は16時半まで)
休館日 月曜日
観覧料 一般500円、高・大学生300円、中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方(介護者1人を含む)・大阪市在住の65歳以上の方(要証明)は無料 *常設展および長居植物園への入場は別途料金が必要
問い合わせ 大阪市立自然史博物館
TEL 06(6697)6221 URL:http://www.mus-nh.city.osaka.jp/