なにわ歴博・特集展示
「タイルとおおさか」
 

 大阪歴史博物館では、特集展示「タイルとおおさか―日本における『タイル』名称統一100周年―」を6月27日まで開いている。
 タイルが日本で使われ始めたのは明治・大正期だが、その呼び名は敷瓦(しきがわら)、化粧煉瓦(けしょうれんが)などさまざまだった。それが統一されたのが1922年。東京で開かれた全国タイル業者大会で統一名称を「タイル」と決めた。その後タイルは普及し、大阪でも学校や銭湯、百貨店の内外装材に広く使用されるようになった。
 特集展示では、美章園温泉モザイクタイルや近鉄百貨店阿倍野店の外装タイル(塔屋)など、大阪歴史博物館に寄贈された多種多様なタイルを公開し、都市おおさかの建築を紹介する。

会期 6月27日(月)まで
会場 大阪歴史博物館(大阪メトロ谷町線・中央線「谷町四丁目」駅下車、9番出口前)
開館時間 9時半〜17時、5月20日、27日、6月3日の金曜日は20時閉館(入館は閉館の30分前まで)
休館日 火曜日
観覧料 一般600円、高・大学生400円、中学生以下・大阪市内在住の65歳以上・障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1人含む)は無料(要証明)
問い合わせ 大阪歴史博物館
TEL 06(6946)5728 URL http://www.mus-his.city.osaka.jp/