ピースおおさかでは、所蔵する戦争や平和の映像資料を多くの方に鑑賞してもらう機会としてウィークエンド・シネマを開いている。3月の上映作品は、『ニコラス・ウィントンと699人の子どもたち』(2011年/チェコ・スロバキア合作)だ。 第2次世界大戦前夜のチェコスロバキア。ニコラス・ウィントンは、ナチスの迫害の危機にさらされていたユダヤ人の子どもたちを安全な国に疎開させる「キンダートランスポート」を実行した。 後に「イギリスのシンドラー」と呼ばれたウィントン。そんな彼の足跡と人生を追うドキュメンタリー映画だ。
|