大阪歴博で特別公開 久米田寺文書の世界
 

 大阪歴史博物館では特別公開として「国指定重要文化財 久米田寺文書(くめでらもんじょ)の世界」を7月22日から開く。
 岸和田市にある久米田寺は、738(天平10)年、行基によって創建された古刹(こさつ)だ。この寺には貴重な文化財が数多く伝えられており、「楠木正成書状」など古文書29通が明治期に国の重要文化財に指定されている。この3月、それに加えて新たに116通が重要文化財に指定された。
 今回の指定を記念したこの特別公開では、重要文化財の文書の中から、鎌倉時代から室町時代のものを中心に選りすぐった23点を展示する。

 
会期 7月22日(水)〜8月24日(月)
会場 大阪歴史博物館(大阪メトロ谷町線・中央線「谷町四丁目」駅下車、9番出口前)
開館時間 9時半〜17時(入館は閉館の30分前まで)
休館日 火曜日、ただし8月11日は開館
観覧料 一般600円、高・大学生400円、中学生以下・大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)・障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1人含む)は無料
問い合わせ 大阪歴史博物館
TEL06(6946)5728
URL:http://www.mus-his.city.osaka.jp/