大阪歴史博物館では特別公開として「国指定重要文化財 久米田寺文書(くめでらもんじょ)の世界」を7月22日から開く。 岸和田市にある久米田寺は、738(天平10)年、行基によって創建された古刹(こさつ)だ。この寺には貴重な文化財が数多く伝えられており、「楠木正成書状」など古文書29通が明治期に国の重要文化財に指定されている。この3月、それに加えて新たに116通が重要文化財に指定された。 今回の指定を記念したこの特別公開では、重要文化財の文書の中から、鎌倉時代から室町時代のものを中心に選りすぐった23点を展示する。
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