大阪くらしの今昔館では、企画展「歳時記と祝い事」を7月23日から開く。 お正月や桃の節句、端午の節句などの年中行事、そしてお宮参りや婚礼といった「ハレの日」の祝い事。これらの行事を彩ってきた道具が掛け軸や屏風であり、精巧に作られた数々の工芸品などだ。企画展では館蔵品の中から「歳時記」と「祝い事」に関する資料を選び出して展示する。 現在にも残る季節ごとの行事。だが、多くのものは簡素化されてしまった。かつて人生の節目であった行事を彩ったさまざまな道具たち。それを紹介する企画展だ。大阪の人々が大切に守ってきたかつての生活文化に触れるチャンスとなる。
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