みんぱく特別展「先住民の宝」
 

 国立民族博物館では特別展「先住民の宝」を4月2日から開く。
 世界の70カ国以上で暮らす約3億7千万人の先住民たち。西欧列強の植民地化で苦難の歴史を歩んできたが、今もなお圧政や差別に苦しむ先住民がいる。
 この展覧会では最新の研究成果を元に、九つの国や地域に暮らす先住民の歴史や暮らし、そして抱える問題など、彼らを取り巻く状況を紹介する。そして先住民の宝とは金銀財宝ではなく、家族や仲間、自然や儀礼、精霊や祖先といったものだと知ることになる。
 展覧会を通じて先住民たちの誇りや継承してきた文化の魅力、そして未来への希望を感じ取りたい。

 
会期 4月2日(木)〜6月16日(火)
会場 国立民族学博物館特別展示館(大阪モノレール「万博記念公園」駅・「公園東口」駅から徒歩約15分、自然文化園を通り抜ける)
開館時間 10時〜17時(入館は16時半まで)
休館日 水曜日、ただし4月29日、5月6日は開館、その翌日休館
入館料 一般880円、大学生450円、高校生以下無料、障害者手帳をお持ちの方(介助者1人含む)は無料
問い合わせ 国立民族学博物館
TEL06(6876)2151