労働と人権サポートセンター・大阪の「第11期労働・人権講座」が開かれている。2月21日の第5講座のテーマは「若者の問題意識について考える」。講師は大阪経済大学教員の伊藤大一さんだ。 1100兆円を超える負債、原発事故と廃棄物の処理、憲法改悪、格差社会…。今の日本は数え切れないほどの課題を抱えている。そしてこれらは次世代へのツケとなるものだ。だが、次世代を担う若者たちはどう考えているのだろうか。 伊藤さんによると、今の若者には従来型の論旨やアプローチでは心に届かない、彼らの感性にどう触れるか、そしてコミットできるかから始める努力をという。講座ではそれを受け、若者の問題意識について考えることとなる。
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