リバティおおさかでは後援事業として企画展「江戸を科学する―火縄銃・甲冑(かっちゅう)・医術・忍術―」を12月14日まで開いている。 江戸時代は封建社会で西洋文明から遅れていたと思われがちだが、実は被差別民を含めた職人技や武術、医術の中には西洋に匹敵する技や科学があった。それに気づいたのが企画展を監修した整骨医の澤田平さんだ。 展覧会では鉄砲鍛冶が作った金属製望遠鏡や自転車、真田幸村が発明した「目潰(つぶ)し」など江戸時代のハイテク製品を展示し、当時の科学技術に迫る。