大阪自由大学が主催する連続講座「新・大阪事始」。7月は『資料に触れて探る「大阪社会運動史」―大正から戦前の昭和期―』を3回に分けて開く。講師はエル・ライブラリー館長の谷合佳代子さんと同じく特別研究員の黒川伊織さんだ。 講座はワークショップ形式で、エル・ライブラリーが所蔵する大阪社会運動史資料を手に取って、そこから何が読み取れるかを考えるもの。一通の嘆願書から世界史が見えたり、一枚の労働組合旗から労働者の矜持(きょうじ)が見えたり。大正から戦前の昭和期までの労働者の歴史をたどる。