みんぱくの特別展「おもちゃの博覧会」
 

 国立民族学博物館では、特別展として「子ども/おもちゃの博覧会」を開く。この特別展は江戸時代から戦後にわたり、さまざまな玩具を通じて、子どもや子どもを巡る社会の変遷とその意味を探ろうというものだ。
 展示は、「江戸時代の玩具」「戦争と子どもと玩具」など六つに分かれている。各地の歴史や文化と関わる玩具などの紹介から始まり、明治時代に伝来した海外からの技術や知識による影響、また近代の富国強兵政策のなか戦争を題材にした玩具の登場で変化した子どもの遊びなど、それぞれの時代の子どものありようを紹介している。
 社会の変化により影響を受ける子どもの遊びや人びとの子ども観。あらためて子どもの遊びと玩具の関係性を考える展覧会となる。

 
会期 3月21日(木・祝)〜5月28日(火)
会場 国立民族学博物館特別展示館(大阪モノレール「万博記念公園」駅・「公園東口」駅から徒歩約15分、自然文化園を通り抜ける)
開館時間 10時〜17時(入館は16時半まで)
休館日 水曜日、ただし5月1日は開館
入館料 一般420円、高・大学生250円、中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方(介助者1人含む)は無料、土曜日は高校生無料
問い合わせ 国立民族学博物館
TEL06(6876)2151
URL:http://www.minpaku.ac.jp/