なにわ歴博特集展示 なにわの考古学
 

 大阪歴史博物館では、1月21日まで特集展示「新発見!なにわの考古学2018」を開いている。
 平野区喜連西遺跡で見つかった祭祀(さいし)に用いられたと思われる壺や甕(かめ)。中央区の「南御堂」の敷地では朝鮮半島の白磁や皿が出土。また再開発が進む「うめきた」では江戸時代から明治時代にあった「梅田墓」が発掘調査され、200基を超える土葬墓などを発見。子どもの土人形や眼鏡、かんざしなどの副葬品が出土した。
 この特集展示では、2017年に行われた大阪文化財研究所の遺跡発掘調査の成果を展示、発掘現場の写真パネルとともに紹介するものだ。大阪の歴史を体感できる特集展示となっている。

 
会期 1月21日(月)まで
会場 大阪歴史博物館(地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅下車、9番出口前)
開館時間 9時半〜17時(入館は閉館の30分前まで)
休館日 火曜日と12月28日〜1月4日
観覧料 一般600円、高・大学生400円、中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明)・障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1人含む)は無料
問い合わせ 大阪歴史博物館
TEL06(6946)5728