大阪歴史博物館では、1月21日まで特集展示「新発見!なにわの考古学2018」を開いている。 平野区喜連西遺跡で見つかった祭祀(さいし)に用いられたと思われる壺や甕(かめ)。中央区の「南御堂」の敷地では朝鮮半島の白磁や皿が出土。また再開発が進む「うめきた」では江戸時代から明治時代にあった「梅田墓」が発掘調査され、200基を超える土葬墓などを発見。子どもの土人形や眼鏡、かんざしなどの副葬品が出土した。 この特集展示では、2017年に行われた大阪文化財研究所の遺跡発掘調査の成果を展示、発掘現場の写真パネルとともに紹介するものだ。大阪の歴史を体感できる特集展示となっている。
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