みんぱく企画展「キルトを訪ねて」
 

国立民族学博物館では、企画展として「アーミッシュ・キルトを訪ねて―そこに暮らし、そして世界を生きる人びと―」を12月25日まで開いている。
 アーミッシュとは、主に北米に暮らすキリスト教の一派でプレーン・ピープル(簡素な人びと)とも呼ばれている。彼らがパッチワークして作るベッドカバーは鮮やかな色合いとデザイン、細かなステッチで20世紀後半に注目を集めた。だが、厳格に教会コミュニティを守ろうとするオールドオーダー・アーミッシュは電気も引かず、学校教育の期間も制限している。
 企画展では、世界から孤立しているようにも見える彼らの暮らしをキルトから読み解き、またキルトが結ぶ世界との交流をたどる。

 
会期 12月25日(火)まで
会場 国立民族学博物館(大阪モノレール「万博記念公園」駅・「公園東口」駅から徒歩約15分、自然文化園を通り抜ける)
開館時間 10時〜17時(入館は16時半まで)
休館日 水曜日
入館料 一般420円、高・大学生250円、中学生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方(介助者1人含む)無料、土曜日は高校生無料
問い合わせ 国立民族学博物館
TEL06(6876)2151 URL http://www.minpaku.ac.jp