大阪人権博物館では企画展として、「日本国憲法展シーズン3 ?家族?のカタチ、?性?のアリカタ」を9月27日まで開いている。 現在の憲法では、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有する」と24条で宣言している。だが大日本帝国憲法の時代には男女平等の規定はなく、女性はさまざまな権利が制限され、婚姻も戸主の同意がなければできなかった。 この企画展では、家族や性について、古代からの歴史を振り返るとともに、戦前の家制度や憲法24条の誕生秘話をみる。