萩原一青が描く 百名城手ぬぐい
 

 尼崎市総合文化センターでは尼崎城築城400年記念として、尼崎市出身の城郭画家、荻原一青(おぎはらいっせい)にスポットを当てた「荻原一青が描く―百名城手ぬぐいのすべて展」を8月19日まで開く。
 昭和のはじめ、明治期の廃城令で朽ちゆく尼崎城の姿に心を痛めた荻原は、独学で城の研究に取り組み、在りし日の尼崎城を描くことをめざした。全国の古城を訪ね、それらの復元画を描いた荻原は、やがて城の画家と称され高く評価されることとなった。
 展覧会では、荻原の後年の代表作であり、完成まで8年もの歳月を要した「名城手拭百城」全103点の一挙公開を中心に、原画や城郭図、関連資料などが出展される。
 荻原の卓越したデザイン力とその人生に迫る展覧会だ。

 
日時 7月21日(土)〜8月19日(日)
会場 尼崎市総合文化センター美術ホール5・4階(阪神「尼崎」駅下車、立体遊歩道で徒歩約5分)
開館時間 10時〜17時(入館は16時半まで)、*7月21日は正午開館
休館日 火曜日と8月13日〜15日
入館料 一般500円、65歳以上・大学生250円、高校生以下無料/td>
問い合わせ TEL06(6487)0806