大阪くらしの今昔館「大大阪モダニズム」
 

 大阪くらしの今昔館では、大阪市中央公会堂開館100周年を記念して、特別展「大大阪モダニズム―片岡安の仕事と都市の文化―」を7月21日より開く。
 1925年、市域を拡張した大阪市は、面積・人口とも東京市を抜き日本第一の都市、「大大阪」となった。御堂筋の建設や市営地下鉄の開通、また大阪商科大学(現大阪市立大学)や大阪市立美術館など教育文化施設が誕生するなか、機能性を重視した「モダニズム建築」が現れるようになった。そんな大大阪時代を象徴する建築の一つ、大阪市中央公会堂の設計を手がけ、大阪の都市計画を指導したのが建築家で都市計画家の片岡安だ。 展覧会では、片岡の仕事を通して当時の建築群と都市景観を展望。同時に大阪を描いた絵画を紹介し、大大阪モダニズム時代の美術や文化を再評価する。

 
会期 7月21日(土)〜9月2日(日)
会場 大阪くらしの今昔館企画展示室(地下鉄谷町線・堺筋線「天神橋筋六丁目」駅下車、3番出口直結)
開館時間 10時〜17時(入館は16時半まで)
休館日 火曜日、ただし7月24日は開館
入館料 〈特別展〉300円、〈特別展+常設展〉一般800円、高・大学生500円、中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方・大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明書)
問い合わせ 大阪くらしの今昔館
TEL06(6242)1170
URL http://konjyakukan.com/