大阪くらしの今昔館では、4月21日より企画展「生活文化の粋 三井別家中川コレクション くらしの美を探る 四季のしつらいともてなしの道具」を開く。 江戸時代の豪商・三井家。その別家である中川九兵衛家は京都で呉服商を営むかたわら、歌人や茶人、絵師や陶工と親しく交流していた。また来客をもてなすための調度品や装飾品が蓄積されていった。 初公開となるこの「三井家別家中川コレクション」。その中から端午の節句の飾りや掛け軸、茶道具など100点あまりを展示し、上方の裕福な商家の生活文化と美意識を探る。