大阪歴史博物館では、特別企画展として「なにわ人物誌 堀田龍之助―幕末・近代の大阪に生きた博物家―」を4月25日から開く。 幕末から明治にかけて大阪に生きた堀田龍之助は、商家を営みながら博物学の研鑽(けんさん)を重ねた人物だ。和歌山の博物学者・畔田翠山(くろだすいざん)らと交流を深め、翠山の著作をもとにした博物画も数多く残した。また晩年には大阪博物場とも関わりを持っている。 特別企画展では堀田が所蔵していた博物学関係の資料、約100件を展示。大阪の博物学・博物館史の1ページを紹介する。