「職場の人権」の4月の研究会は「『5年ルール』の適用は、有期雇用労働者に何をもたらすのか(仮題)」がテーマだ。報告者は龍谷大学名誉教授の脇田滋さんだ。 有期雇用労働者の無期転換ルール、いわゆる「5年ルール」の適用が4月から始まる。しかし使用者側は「無期転換」を逃れるため、5年以上の契約更新をしないようにしたり、また有期雇用労働者自身もこのルールをよく知らなかったりするため、適正な運用ができないことが危惧されている。 研究会では「5年ルール」の欠陥と適正運用を考え、いち早く「2年ルール」を適用した韓国の動向などを聞く。
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