みんぱく40周年 万博からみんぱくへ
 

 国立民族学博物館では開館40周年を記念して、特別展「太陽の塔からみんぱくへ―70年万博収集資料」を開いている。
 1970年、日本で初めての万国博覧会が「人類の進歩と調和」をテーマに大阪府吹田市で開かれた。この大阪万博のテーマ館・太陽の塔の内部に展示する民族資料を世界各地から収集したのが、日本の若き人類学徒で構成する「万博資料収集団」。そして限られた時間と予算の中、約2500点の資料が収集された。
 この特別展は、収集された民族資料のうち約650点を展示し、高度経済成長を背景とした当時の民族文化や地域社会の様相、博覧会が果たす役割、そして「民族学博物館」へ受け継がれた精神を描き出す。

 
期間 5月29日(火)まで
会場 国立民族学博物館特別展示館(大阪モノレール「万博記念公園」駅・「公園東口」駅から徒歩約15分、自然文化園を通り抜ける)
開館時間 午前10時〜午後5時(入館は4時半まで)
休館日 水曜日、ただし祝日の場合は翌日
入館料 一般420円、高・大学生250円、中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方(介助者1人含む)は無料、土曜日は高校生無料
問い合わせ TEL06(6876)2151 URL http://www.minpaku.ac.jp