大阪くらしの今昔館では、企画展として「浪花の大ひな祭り」を4月2日まで開いている。 江戸時代から大正期、大阪の商家で飾られていた雛(ひな)人形や雛道具を中心に上方の雛飾りを展示するこの企画展、今回は昨年寄贈された大坂の豪商「加島屋」(廣岡家)の豪華な享保雛と多種多様な雛道具が展示される。全国から摂南大学に寄せられた雛人形の中から600体を飾る「大ひな壇」の展示も見逃せない。 女の子の成長を願う節句として大坂の町人に親しまれてきたひな祭り。上方風の雛飾りを楽しむ機会となる。