エル・おおさかで3月2日、無料上映会として「映像(幻灯と映画)に見る戦後の失業・貧困問題と労働運動」が開かれる。上映作品は全日自労(全日本自由労働組合)が戦後まもなく製作した幻灯「にこよん」と映画ドラマだ。 全日自労は国の失業対策事業で働く労働者を中心にした日雇い労働者の全国組織で、労働者の権利と最低限の生活保障を求める運動を担ってきた。また多様な文化活動にも力を入れ、その一つとして自分たちの体験を元に作られたのが、幻灯「にこよん」だ。 当日は、上映会に加えて、主催者代表の鷲谷花さんによる作品解説や立命館大学などで講師を務める杉本弘幸さんの講演「戦後の失業対策事業と労働運動について」が予定されている。
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