大阪歴史博物館では、1月10日から2月26日まで特集展示として「ほのぼの俳画、生田南水」を開く。 現在の大阪市天王寺区で生まれた生田南水は、日本の歴史や国学、和歌や俳句などに通じ、当時の大阪を代表する博学者だった。新聞雑誌への寄稿や本の出版、浪花踊などの作詞と幅広く活動し、俳画も多数残している。 この特集展示では、寄贈された南水の俳画を中心に、絵と文字が一体となった画賛物の中から大阪にゆかりのある作品を集めて展示。温かみあふれる俳画と、近世から近代に至る人々が手がけた文字と絵のコラボレーションの、それぞれを楽しむ展示会となる。
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