京都文化博物館で日本近代絵画と出会う
 

 今年も大型の絵画展があちこちの美術館で開かれた。だが、いまいち絵の見方が分からないという方も。そんな方に絵画を楽しむコツを伝える展覧会が開かれている。それが京都文化博物館の特別展「ウッドワン美術館コレクション 絵画の愉(たの)しみ、画家のたくらみ―日本近代絵画との出会い―」だ。
 日本近代絵画の名作を集めたこの展覧会、横山大観や上村松園、黒田清輝などの作品約90点が並ぶ。これら巨匠の優品ををどう愉しむのか。画家が描いた主題や題材、描き方の違いに焦点を当てテーマごとに展示。日本近代絵画を見るときのコツを紹介している。
 アート初心者から愛好家まで愉しめる仕掛けが満載の展覧会、芸術の秋に出かけたい。

 
期間 12月3日(日)まで
会場 京都文化博物館(地下鉄「烏丸御池」駅5番出口から東へ徒歩約3分)
開室時間 午前10時〜午後6時、金曜日は午後7時半閉室
(入室はそれぞれ30分前まで)
休館日 月曜日
観覧料 一般1300円、高・大学生900円、小・中学生400円
問い合わせ 京都文化博物館
TEL075(222)0888