脱原発政策実現全国ネットーワークが主催する講演会、「原子力災害を考える―原発事故から"少しでも"身を守るために―」が12月7日に開かれる。講師は元同志社大学客員フェローでフリーライターの守田敏也さんだ。
フクシマ原発事故はまだ終わっていない。10万人もの人々が故郷を離れ、また190人もの子どもたちに甲状腺異常が出ているのだ。国は原発の再稼働を進めているが、日本は地震国。ひとたび大地震や津波に襲われれば、どんな大惨事が起こるかわからないというのに。
脱原発がすぐに実現できない今、不測の事態に備えるため、一緒に考えようというのがこの集いだ。甲状腺被曝を防ぐ効果がある「安定ヨウ素剤」を事前配布している篠山市の実例などを聞いて参考にする。
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