大阪歴史博物館では、特集展示として「鴻池研究の現在」を11月15日から開く。 1995年の阪神・淡路大震災を機に、大阪市に寄贈されたのが大阪を代表する両替商・鴻池善右衛門家に伝来した3300点を超える資料。その多くは実際に使用されていた器物や衣装、染織品などの文化財だ。 展覧会では、これまでの鴻池研究の成果を振り返り、今後の課題を探る。また近年の調査成果の初公開もあり、歴史的価値と魅力を紹介する。大阪の豪商、鴻池家の歴史と文化を再認識する機会となる。