国際女性年大阪連絡会の有志団体が構成する実行委員会が、沖縄ドキュメンタリー映画「標的の島 風(かじ)かたか」の上映会を8月31日に開く。 監督の三上智恵さんは沖縄出身だ。大阪のテレビ局で報道担当として培った感性や地元沖縄のテレビ局での経験を生かし、沖縄の現実を描くドキュメンタリー映画を制作。この「標的の島」はその3作目だ。 辺野古で高江で宮古で、自由と平和をめぐる闘いが続いている。その沖縄の民を排除するために送り込まれているのは「本土」の機動隊員だ。彼らは対峙する民の目をまともに見ることができない。そこにこの国の政府の実態が凝縮されている。 一体いつまで沖縄を犠牲にし続けるのか。怒りをもってスクリーンに映し出される闘いの最前線を見届けたい。 |