大阪くらしの今昔館 企画展「手拭万華鏡」
 

 大阪くらしの今昔館では、企画展として浮田光治コレクション「手拭(てぬぐい)万華鏡−名もなき職人たちの手仕事?−」を6月24日から開く。
 食器を拭く、頭を覆う、そして時には贈答品に活用してと庶民の日常生活に溶け込んできた手拭。その作製工程は下絵、型彫り、染めに分かれており、それぞれ名もなき職人たちが手間ひまかけて作っている。手拭収集家の浮田光治さん(1907〜2001年)は、そんな手拭の収集を京都の木綿問屋に奉公に出ていたころから始め、約5000点ものコレクションを作り上げた。
 企画展では、浮田コレクションの中から、京都の舞妓(まいこ)手拭や浮世絵手拭、そして染色作家の作品など、厳選された200点が並ぶ。明治・大正・昭和、名もなき職人たちの手仕事の魅力を堪能したい。

 
期間 6月24日(土)〜7月23日(日)
会場 大阪くらしの今昔館企画展示室(地下鉄谷町線・堺筋線「天神橋筋六丁目」駅下車、3番出口直結)
開館時間 午前10時〜午後5時(入館は4時半まで)
休館日 火曜日
入館料 〈企画展〉300円、〈企画展+常設展〉一般800円、高・大学生500円(要学生証)、中学生以下・障がい者・大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明書)
問い合わせ 大阪くらしの今昔館
TEL06(6242)1170、URLhttp://konjyakukan.com/