「職場の人権」の6月の研究会は「韓国における女性非正規労働者の労働の実態と組織化の新たな試み―ケアワーカの事例を中心に―」がテーマだ。報告者は関西学院大学社会学部教授の横田伸子さんだ。
1990年代以降、グローバリゼーションと経済のサービス化が進展した韓国だが、ケアワーカーは、伝統的な就業形態のままサービス産業の一翼を担うようになった。 研究会ではケアワークの劣悪な処遇や社会的に低い認識などの実態を浮き彫りにすると同時に、ケアワーカーがいかに組織され、そしてどのように運動を展開してきたかを韓国女性労働者会の事例を中心に見ていく。 |