なにわ歴博の特集展示 なにわの町人天文学者
 

 大阪歴史博物館では、特集展示「重要文化財指定記念 なにわの町人天文学者・間重富(はざましげとみ)」を開いている。
 間重富(1756―1816)は家業の質屋を営むかたわら、江戸幕府の御用測量を務めた町人天文学者だ。大阪歴史博物館で維持・公開している間重富に関する資料(羽間文庫)は、間家の後継者から寄贈されたものだ。その資料が昨年、「間重富関係資料」として新たに国の重要文化財に指定された。
 特集展示では、重要文化財指定を受けた資料を中心に公開し、間重富と間家の足跡をたどっている。江戸時代、大坂で培われた科学技術・知識に触れる機会となる。

 
期間 6月19日(月)まで
会場 大阪歴史博物館(地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」駅下車、9番出口前)
開館時間 午前9時半〜午後5時、6月16日を除く金曜日は8時閉館(入館は閉館の30分前まで)
休館日 火曜日
観覧料 一般600円、高・大学生400円、中学生以下・大阪市内在住の65歳以上(要証明)・障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1人含む)は無料
問い合わせ 大阪歴史博物館
TEL06(6946)5728
URL http://www.mus-his.city.osaka.jp/