京都文博の特別展で 戦国時代に迫る
 

 京都文化博物館では、2月25日より特別展「戦国時代展―どんな夢を見ることだって、できた。」を開く。応仁の乱に始まり、豊臣秀吉が全国治めるようになるまで戦乱に明け暮れた時代。 その戦国時代を、歴史的資料や各地の美術工芸品などの展示でひもとく展覧会だ。
 相次ぐ戦乱で秩序が大きく乱れた時代とイメージされてきた戦国時代だが、近年では、戦乱が続くなかでも列島規模で文化や経済が大きく発展した時代だと考えられるようになってきた。
 展示は、「合戦」「群雄」「権威」「列島」と大きく四つに分けられている。法螺貝(ほらがい)や陣鐘(じんがね)といった戦道具をはじめ、極上の美術品「洛中洛外屏風」などを展示、戦国時代のリアルな姿を紹介する。

 
期間 2月25日(土)〜4月16日
会場 京都文化博物館(地下鉄「烏丸御池」駅5番出口から東へ徒歩約3分)
開館時間 午前10時〜午後6時、金曜日は午後7時半閉室(入室は閉室の30分前まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
観覧料 一般1300円、高・大学生900円、小・中学生500円
問い合わせ 京都文化博物館TEL075(222)0888