京都文化博物館では、2月25日より特別展「戦国時代展―どんな夢を見ることだって、できた。」を開く。応仁の乱に始まり、豊臣秀吉が全国治めるようになるまで戦乱に明け暮れた時代。
その戦国時代を、歴史的資料や各地の美術工芸品などの展示でひもとく展覧会だ。
相次ぐ戦乱で秩序が大きく乱れた時代とイメージされてきた戦国時代だが、近年では、戦乱が続くなかでも列島規模で文化や経済が大きく発展した時代だと考えられるようになってきた。
展示は、「合戦」「群雄」「権威」「列島」と大きく四つに分けられている。法螺貝(ほらがい)や陣鐘(じんがね)といった戦道具をはじめ、極上の美術品「洛中洛外屏風」などを展示、戦国時代のリアルな姿を紹介する。
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